種類は大きくわけて3つ
分娩方法は大きくわけて3つあります。一つ目は自然経腟分娩、二つ目が医療行為を行って出産(経腟分娩)を促すもの、三つ目が帝王切開です。
最も一般的なのは、母子ともに健康である場合に行う自然経腟分娩です。妊婦さんが少しでもリラックスして出産ができるようにと、様々な姿勢や場所での分娩様式が存在しますが、当クリニックでは、一般的な仰向け姿勢での分娩を基本としています。
医療行為を伴う経腟分娩には、陣痛が弱い場合に行う促進剤の投与や、分娩が止まってしまった時や母親や赤ちゃんに危険が及びそうな場合におこなう鉗子分娩や吸引分娩があります。いずれも、その方法や必要性を事前にご説明し、安全に十分配慮しておこないます。
帝王切開には、お産の途中でトラブルが起きた場合に緊急で行うものと、逆子や帝王切開後のご妊娠など、経腟分娩(下からのお産)が難しいことが予めわかっている場合に、日程を決めて行うものがあります。
分娩の様式と当院の分娩

最近では様々な姿勢や場所での分娩様式が試みられており、ネットや書物で紹介されておりますが、当クリニックでは、分娩室で一般的な分娩台に仰向けに寝た姿勢でする普通分娩を行っております。これは、緊急事態の時にも即座に妊婦さんや赤ちゃんへの処置を行いやすい安全な分娩様式だからであり、分娩経過の途中には、できるだけ安楽なお産になるように、色々な工夫をおこなっています。
いよいよクリニックへ!

以下のようなときはすぐにクリニックに電話してください。
陣痛/最初は生理痛のような下腹が痛くなる感じであり、あれ?もしかして?と思うくらい弱く、徐々に強くなっていきます。痛みが10分以下の間隔になってきた時(1時間に6回以上の痛みが来た時)が、いよいよ本格的な陣痛のスタートです。第2子以降の方は、陣痛開始~子宮口が全開大になるまでの時間が短い場合が多いので、早めにご連絡ください。
前期破水/おしっこを漏らしたように水が出ます。多くの場合は子宮口が全開大になってから破水しますが、陣痛開始前にも起きることがあり、それを前期破水と言います。尿なのか破水なのか分かりにくい場合もありますが、そのような時はすぐにクリニックに連絡し、指示を受けてください。雑菌が入る可能性がありますので、お風呂やシャワーには入らないでください。大きめの生理用パッドを当てて、落ち着いてクリニックに電話をし、入院の準備をしてください。
おしるし/お産の兆候の一つであり、個人差があって、来る人と来ない人がいます。おりものに血の混ざったような感じですが、生理の時のような出血の場合もあります。その後、少し時間を置いて陣痛になることが多いです。10分間隔の規則的な陣痛が来たら連絡しましょう。
よく分からないけれど…/陣痛がなかなか規則的にはならないけど、何となく不安。異常な出血なのかおしるしなのか分からない。破水か尿漏れか分からない。このように、よく分からないという時は、迷わず、まずお電話をください。
