お産とは
お産を取り巻く状況は大きく変化しています。最近は、少子化や分娩取り扱い機関の減少、産婦人科医の減少など社会的なトピックも話題になっています。
医学の進歩とともに、赤ちゃんやお母さんのお産にまつわる死亡は減少し、あたかもお産が安全なものになったように映ります。それに伴いお産にいろいろな付加価値を求めるようになってきました。
しかし本当にお産は安全なのでしょうか。
残念ながらこれだけ医学が進歩しても、お産に関する死亡はゼロにはならないのです。今、安全が当たり前のように思われているお産には何が大事なのか、もう一度よく考えてみることが大切なのではないでしょうか。
安全、安心なお産を目指して
当たり前のように聞こえますが、私たちは安全、安心なお産を目指します。
お産の主役はあくまでもお母さんです。
例えて言えばお母さんは主演女優さんのようなもの、医療者は裏方の制作や、現場の職人さんのようなものでしょうか。主演女優さんが最高に輝けるようにお手伝いすることが裏方の仕事です。
そのために、私たちはお母さんに温かい心で接します。安心できる環境を整え、お母さんを励まし、勇気づけ、一緒にお産にのぞみます。
そして産後もお母さんと赤ちゃんを温かく見守っていきたいと思います。
お母さんにとっては、お産はいつになっても命がけの大仕事です。
私たちは、本当の意味で「いいお産」になるように、全力でお母さんをサポートいたします。その上で、いろいろな喜びや楽しみを感じていただければ幸いです。

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